イギリスにて外国人に対する英語教育が始まったのは大英帝国全盛期ヴィクトリ女王時代と言われています。植民地から移民を受け入れだした戦後には教育方法等については既に確立されていました。現在イギリスで行われている外国人向けの英語教育は旧植民地の人々用に構築された方法の上に成り立っていると言えます。海外のほとんどの英語学校は特別に日本人だけを対象としていないのです。
現在の英語学校の国籍を見てみるとヨーロッパ勢ではスペイン人が一番多くて続いてイタリア人、フランス人です。アジア勢では中国人、韓国人そして日本人が大半を占めます。この中で英語と同じ文法を有していないのは日本語と朝鮮語です。中国語(広東、北京語共)にしても英語と同じSVO(C)の形です。イギリスのアジアにおける勢力は中国止まりです。ヴィクトリア女王時代から培われてきた英語教育はアジアでは中国までしか考慮に入れられず文法形態の違う朝鮮人や日本人への考慮はされていないのです。英語と同じ文法を有する国々の人を対象に構築された英語教育方法であると言う事は文法形態の違う日本人には難解である事に間違いありません。それが授業について行けない第一の理由です。言うなればヨーロッパ人と同じスタートラインにさえ立っていないのにその人たちと同じ学習内容を学んでも効果が薄いと言う事です。場合によってはマイナス効果になる事もあります。
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