早くから子供に英語を習わせるケースが増えています。インターナショナルスクールや英語に特化した学校に通ったりとその勢いは留まるところを知りません。しかし12歳以下の子供に違う言語を習得させる事は脳の発育に関して危険を伴うことを知らなければお子様に多大な負担をかける恐れがあります。第一言語習得は言語だけに留まらずあらゆる思考を司る分野に影響を及ぼします。学び方を誤ると総合的な学力低下を引き起こしかねます。お子様の母語を日本語にするのか他の言語にするのかで学び方が違ってきます。母語を英語にするのであれば一切日本語に触れさせないようにすれば自ずと子供は英語話者になるでしょう。その結果日本語が話せなくなり最早日本人ではなくなるという副作用を覚悟しなければなりません。例えば津田塾大学の創始者、津田梅子は明治政府の政策で5歳から米国で英語だけで教育され日本語が話せなかったそうです。再会した両親に英語で挨拶したという逸話が残っています。現地の学校に通った帰国子女の学習障害は多々耳にします。それは思考を司る脳の言語中枢が2カ国語が交じり物事を考える時に日本語から英語また日本語と言った具合に乱れて論理的に捉える事ができないからです。日本語も中途半端、英語も中途半端になり言っている事が100%理解できなくなります。その結果、国語だけに留まらず数学や他の教科の授業にもついて行けなくなり総合的な学力低下を引き起こします。ほとんどの親御さんはそうは望んでないでしょう。あくまで日本語が母語の日本人として英語を操れるように育成したいとお考えでしょう。それなら英語を意思伝達の言語として習わせるのではなく日本語を基軸に英語を操れるように学ばなければなりません。
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